2019.05 時点での台湾旅行についての色々のメモをです。
基礎知識編
台湾について
台湾は日本の南西、最西端の与那国島からさらに西の位置する島です。
元々は中国の領土でしたが、日清戦争で当時の中国を支配していた清朝から割譲され日本の領土となり、さらに第二次世界大戦終戦に当時の中国である中華民国に返還されました。その後樹立した中華人民共和国との争いに敗れた中華民国政府が台湾に逃れ、そのまま実効支配する形で現在に至ります。
こうした経緯もあって、日本を始めとした世界の国々からは正式な独立国家としては承認されてはいないものの、経済、文化面での交流は広く行われています。
日本も公式な立場としては国交はないとしているものの、実質的な大使館・領事館である日本台湾交流協会を通じて外交関係が維持されており、双方の交流も盛んにおこなわれています。
各種データ
- 人口:約2,359万人(2018年12月時点)
- 面積:約36,000 平方キロメートル(九州と同じ程度)
- 公用語:中国語(北京語・台湾内では「国語」と呼ばれる)
- 文字:漢字 (繁体字)
- 通貨:ニュー台湾ドル
- 日本との時差:マイナス1時間
- 車道:右側通行 (日本と逆)
主な都市
主要な都市は台湾島の西側に位置しています。
- 台北 (首都)
- 高雄
- 台中
- 台南
各都市は日本の新幹線に当たる台湾高鐵によって結ばれており、台北から一番離れた高雄でも約 2時間半ほどで移動することができます。
高鐵での移動の目安
- 台北~台中:約 1時間
- 台北~台南:約 2時間
- 台北~高雄:約 2時間半
(ただし、台北以外は中心部から離れた位置に駅があるので、+30分ほどかかります。)
ちなみに上で挙げた都市はいずれも政府に直属する直轄市という区分となっていて、他の都市よりも強い権限を持っています。
直轄市には他に新北と桃園が存在しており、人口は新北が台北を上回って 1位となっています。 (2位が台北、3位は高雄)
単位
暦・時間
台湾では中華民国が成立した 1912年を紀元とする民国紀元が用いられています。西暦から 1911 を引くと民国年になり、西暦 2019年は 民国 108年となります。
日付の表記は日本と変わりませんが(〇月〇日)、曜日は「星期一」が月曜日で、星期二が火曜日、星期二が水曜日と数字が増えていきますが、日曜日は星期日、または星期天と表記します。
また、日数は「天」という単位を使い、一天、二天 と数えていきます。
長さ・重さ
長さや重さは公式には国際単位法に準拠しており、メートルやグラムといった世界共通の単位が使われていますが、単位の表記は主に漢字が使われます。
- 公里:キロメートル
- 公米:メートル
- 公斤:キログラム
- 公克:グラム
- 公升:リットル
また、台制と呼ばれる台湾独自の単位系も存在しています。 台制 - wikipedia
準備編
航空券
台湾へは JAL や中華航空といった大手航空会社を始め、ジェットスターやピーチ、バニラエア―といった LCC も多く就航しています。
日本からの定期便がある空港
- 桃園空港
- 松山空港
- 高雄空港
- 台中空港
桃園空港が台湾最大の空港で、国際線・国際線の中心的な役割を果たしています。
桃園空港は台北から少し離れた桃園市に位置しており、以前はバスやタクシーのみでのアクセスでしたが、現在は台北と桃園空港を結ぶ鉄道 (MRT) が開通し、アクセスのしやすさは格段に向上しました。(台北市街地まで 30~40分ほど) また、高鐵(新幹線)の桃園駅とも接続しているので、空港から直接新幹線に乗ることもできます。(ただ高鐵桃園駅は列車の停車本数が少ないので、台北経由のが便利なケースもあります)
松山空港は台北の市街地の中にあり、以前は台湾の中心的な空港でしたが、その役割は桃園空港に移りつつあり、松山空港便は一部のチャーター便扱いの国際線のみが就航しています。
便数は桃園空港便が圧倒的に多いので、台中や高雄に行く場合でも、桃園空港経由の方がチケットが取りやすい場合も多いです。
日本からの定期便がある航空会社
フルキャリア
- 日本航空
- 全日空
- チャイナエアライン
- エバー航空
LCC
- ピーチ
- ジェットスター
- スクート
- バニラエアー (Peachに統合予定)
- タイガーエア (スクートに統合)
主な都市から桃園空港への所要時間
- 新千歳空港から約 4時間半~5時間
- 羽田・成田空港からは約 3時間半~4時間
- 関西空港から 約 3時間
- 福岡空港から約 2時間半
- 那覇空港からは 約 1時間
(いずれも直行便前提。あくまで目安ですので天候などの影響で変化する場合があります。)
ホテル
都市部であればホテルは多数存在するので、予算やスケジュールに合わせ、口コミなどを参考にしながら選ぶのがよいでしょう。
日本語が通じた方が安心という方は、日本の系列のホテルを利用すると無難。大きめのホテルなら日本語が多少通じるところも多いです。
台北であれば、利用のしやすさでは地下鉄の駅の近くで探すと移動に便利。また、台北駅周辺の繁華街である北門、西門エリアにも大小様々なホテルが数多くあります。
台北駅前のホテル。新しくできたばかりなのでキレイで、テレビや照明などの操作などは備え付けの iPad から行います。
ホテルの作りは一般的なホテルであれば日本とそれほど変わりませんが、湯船はついていない所も多いです。
また、モダンでシャレた作りのホテルも増えてきているので、個性で選ぶのも楽しいかもしれません。(ただし、オシャレでキレイだけど雑居ビルの中にあって窓がない、みたいな所もあります。)
また、部屋着も基本的には用意されていないので、普段着とは別に持っていった方がよいでしょう。
また南の島ということもあって、冷房しか入らないホテルもありますので、寒さが苦手な方は少し厚手の服を用意しておくとよいかもしれません。
持ち物
気候は日本の沖縄くらいの感覚なので、沖縄旅行にいくような感覚で準備するのがよいでしょう。
コンセントは日本と同じものが使えるので変換プラグは不要です。電圧も 110V で日本とほぼ同じです。
冷房が強めだったり、冬場や夜間は冷えることもあったりするので、寒さが苦手な方は何か羽織るもの等の温度調整ができるものがあると便利です。
都市部であればコンビニやドラッグストアがたくさんあるので、日用品の現地調達は容易です。(日本の製品も多く売られています)
一部ではデング熱が流行しているので、虫よけがあると安心です。(現地でも買えます)
現地で SIM を購入して利用する場合は、事前に SIMロックを解除しておく、または SIMフリーのスマートフォンや WiFi ルーターを用意しましょう。
ビザ・入国事前申請
台湾は滞在日数が 90日以内であればビザの取得は必要ありません。
入国審査の時に入国カードの提出が必要になりますが、これはインターネットから事前に申請ができます。
たいてい飛行機内で配られますが、貰い損ねたり筆記用具が無かったりとつまずくケースがあるので、オンラインで済ませてしまった方がお手軽です。
記入例はこちらのブログが参考になります→面倒な台湾の入国カード記入を簡単にオンラインで済ませてみた
入国審査でパスポートを渡す際に審査官に「オンライン」(I've made online entry.) などと言えば通じます。
入国編
空港到着後
飛行機から降りたら、まずは入国審査ゲートへと向かいます。
飛行機を出た直後に札を配っていることがありますので 1枚受け取り、入国審査ゲート前の係員に渡します。(2019年5月にバニラエアーで桃園空港に降りた際に実施されていました。常に行われているかは不明)
ピンボケしてますが、こういう札を渡されます
桃園空港の入国審査は常に混雑していて、審査を受けるまでに 30~1時間ほどかかります。トイレは事前に済ませ、入国カードの不備がないかも確認しておきましょう。
入国審査時には特に質問が行われることはないですが、指紋と写真撮影が行われますので、係員の指示に従って対応しましょう。
入国審査が済んだら預けた荷物があれば受け取り、税関を通って晴れて入国です。(税関も特に大量のお酒やたばこ等といった申請が必要なものを持っていなければ、そのまま通過できます。)
入国後に空港でまずやること
- 現金を入手
- SIM の購入
- 悠遊カード (EasyCard) を購入する
現金を入手
現金はあらかじめ出国前に両替したり、空港内の両替所で両替する方法などがありますが、クレジットカードがあれば、ATM で海外キャッシングで引き出すと、換金よりもレートが良くなります。
キャッシングと言うと抵抗感があるかもしれませんが、帰国後に速やかに繰り上げ返済すれば金利も少額で済むので、トータルでも普通の換金よりもオトクになります。
空港内の ATM
後述の悠遊カード (ICカード) やクレジットカードをメインに使えばそれほど現金を使う機会はありません。ただ、夜市の屋台や町の食堂、個人商店などでは現金しか使えない所もあるので、ある程度は持ち歩いていた方がよいでしょう。
SIM の購入
お金があってもインターネットにつながらなければ何も始まりません。
日本の通信キャリアの海外接続サービスや、海外で使える WiFi ルーターのレンタルと言う方法もありますが、料金は割高で、通信速度・通信量(ギガ)の制限もあり、使い勝手はイマイチです。
そこでオススメなのが現地でのプリペイド SIM の購入。音声通話付きでインターネット接続は基本無制限で 4G回線も使えます。価格も安く、概ね 1日辺り 300円程度。
プリペイドなので追加料金が発生する心配もありません。(期間が過ぎれば自動的に使えなくなります)
ちなみにドコモなどのキャリアで購入したスマートフォンを利用している場合は、SIMロックを事前に解除しておく必要があります。(SIMフリーであればそのまま使えます。)
SIM の購入は日本からでも Amazon で購入することもできますが、台湾の空港の窓口で購入すれば、設定まで行ってくれるので楽です。桃園空港なら、入国審査エリアにキャリアのカウンターが並んでるので、そこで買ってしまうと早いです。
このようなカウンターが並んでいます(写真は実際には Wi-Fi ルーターの受け取り所)
キャリアによる違いはさほどないので、空いているカウンター、または入国後であれば近くの店を選んでよいでしょう。
終了時の手続きなどは不要ですので、滞在日数ピッタリ、もしくは+1日くらいのプランを選ぶとよいでしょう。
SIMのセットから設定まで勝手にやってくれますが、スタッフに電話を渡すことになってしまうので、抵抗のある人は自分でやると伝えるといいでしょう。
SIM のカバーを開けるピンも言えば貸してくれます。(Do you have a pin to open SIM (slot) ? などと言えば通じます)
悠遊カード (EasyCard) を手に入れる
悠遊カードは日本の Suica のような交通系電子マネーで、台北の鉄道、バス、一部のタクシーといった公共交通機関に加えて、コンビニやスーパーといった街のお店での支払いにも使うことができる便利なカードです。
上が悠遊カード。下は高雄の iPASS
Suica と同じく事前にカードにチャージを行い、そこから支払いをしていくプリペイド形式になっています。
支払いのやり取りやお札や硬貨の判別といった煩わしさから解放されるので、移動や買い物がぐっと楽になります。
悠遊カードは MRT(台湾の地下鉄) の駅の窓口や自販機、コンビニのセブンイレブン、ファミリーマート、一部のスーパーマーケットなどで購入することができます。
桃園空港であれば、空港MRTの自販機で購入するのがよいでしょう。(自販機のそばに誘導員がいるので、手助けしてもらえます。)
自販機は日本語表記にもできるので、指示に従えば迷いません
また台北市内に出てからでも MRT の窓口で「I want to buy an easy card.」 (悠遊カードが欲しいです) と言えば出してくれます。
購入には最低 500 NTD のデポジットが必要となります。このデポジット金は窓口に返せば戻ってきますが、チャージすれば繰り返し使えるのでそのまま持っておくのがよいでしょう。(有効期限は最後の利用から 10年です。)
購入直後は利用分の料金はチャージがされていない状態なので、MRT の券売機でチャージを行います。(デポジットはチャージとは別枠です。)
チャージは MRT(地下鉄) の券売機か、街のコンビニで行う事ができます。(バスやタクシーの車内ではチャージできないので注意)
コンビニでは店員さんとのやりとりが必要になるので、不安がある場合は MRT の券売機で行うとよいでしょう。
チャージの仕方は、チャージ機のトレーにカードをおいてから、紙幣を投入します。コインは使えず、お釣りも出てこないので注意が必要です。(入れた紙幣がそのままチャージされます。)
ちなみに、ONE BANK NOTE ONLY と書かれたチャージ機では紙幣 1枚ずつしかチャージができません。
紙幣 1枚ずつしかチャージできないバージョン
移動編
台湾での主な移動手段は以下のものがあります。
- 鉄道
- バス
- タクシー(Uber)
都市部は鉄道、バスでの移動が便利ですが、タクシーも安価でぼったくりの心配はほとんどないので、気軽に利用できます。
なお、鉄道、バスには日本の優先席に当たる博愛座が設けられています。日本の優先席は空いていれば利用し、優先すべき人が来たら譲る形になっていますが、台湾では基本的には博愛座には座らずに対象となる人に譲る習慣となっています。
特にハンディキャップや体調が優れない等の事情がなく、よっぽど席が空いているといった状況でない限りは、基本的には座らないのが無難です。
鉄道
鉄道は大まかに 3種類。ちなみに台湾語では鉄道は 火車、駅は 車站 と書きます。
- 捷運 (MRT)
- 台鐵 (在来線)
- 高鐵 (新幹線)
- ライトレール (LRT)
捷運 (MRT) は基本的には地下鉄で、台北と高雄の都市部で複数の路線が走っています。
特に台北の MRT は現時点で 7つの路線が開業していて、台北市内の主要なスポットへの移動は MRT だけで済んでしまいます。運行本数も多く、利用方法も日本の鉄道と大差ないので気軽に利用できます。
MRTの駅の様子。朝晩は通勤・通学客で混雑します。
台鐵は台湾政府が直接運営している鉄道で、日本の JR に近い存在です。台湾を一周するように張り巡らされており、各地域を結ぶ特急列車も多数運行されています。
台鐵の車両。台北、高雄周辺は地下化されています。
高鐵はほぼ日本の新幹線と同じ存在で、台北から台湾西部の都市を経由して高雄(新左営) までを最速 2時間半ほどで結んでいます。
日本の新幹線をベースとした車両が使われているので、乗り心地は快適。さらに料金は日本の新幹線に比べて安めなので、台湾西部の都市を巡る際に重宝します。
捷運(地下鉄・MRT) の乗り方
悠遊カードがあれば日本の Suica 等の交通系ICカードと同じ感覚で改札を通ることができます。(反応は日本の改札よりは若干遅いので焦らないこと)
悠遊カードがない場合はきっぷ・・・ではなく、乗車チップを購入します。
買い方は日本の券売機と同様、お金を入れて、目的地までの金額のチップを購入します。改札を入るときはチップを ICカードのようにかざし、出る時はコインのように投入口に入れて回収します。
最初はちょっと戸惑うので、やはり悠遊カードを入しておく方が無難でしょう。
ちなみに MRT は 駅も含めて 飲食が禁止されていて、違反すると罰金を取られます。地下鉄の駅に降りたら、うっかりペットボトルの飲み物を飲んだりしないように気を付けましょう。(こっそり飲み食いしてる人も見かけますが...)
台鐵 (在来線・TRA) の乗り方
台鐵には複数の列車の種類があり、停車駅の数・目的地までの所要時間以外にも、運賃や座席指定の有無などの違いがあります。
列車の種類
普通列車
- 区間車 (各駅停車)
- 区間快車 (区間快速)
速達列車
(下に行くほど上位=停車駅が少ない)
- 復興号 (準急)
- 莒光号 (急行)
- 自強号 (特急)
さらに、自強号は 3つの種類があり、
- 自強号
- 太魯閣号 (タコロ号)
- 普悠瑪号 (プユマ号)
太魯閣号、普悠瑪号は特別扱いで、新自強号とも呼ばれています。
また冷房の付いていない普通列車として 普快車 という列車もありますが、現在では南部の一部区間で運行されるのみとなっています。
自強号
運賃
運賃は列車の種類によって異なりますが、ICカード (悠遊カード、iPassなど) で乗車した場合は、利用する列車の種類に関わらず一番料金の低い区間車の料金から 1割引きした値段で乗ることができます。(70㎞まで)
ただし、新自強号は ICカードでの乗車はできず、誤って乗ってしまった場合には正規料金の 50% の罰金が科せられますので注意が必要です。
座席
普通列車は日本の普通列車と同様に、自由に乗車する事ができ、席も自由に座れます。もちろん立ったままの乗車も可能です。
速達列車は基本は指定席ですが、新自強号以外では自願無座という制度によって、席が空いていれば座ることができます。(座っている席を予約している人が来たら譲る)席が空いていない場合は、立ったまま乗ることもできます。
一方、新自強号は完全予約制で、指定席券を持っていない場合は乗車することができず、立ったままの乗車も認められません。
乗車券の予約
速達列車の指定席券は駅の窓口や券売機で購入が可能です。また、インターネットから事前予約を行うこともできます。
自動販売機での購入の仕方→自動券売機で電車(台鉄)の特急チケットを購入する方法
特に休日の自強号は満席になることが多いので、予定が決まっていたら早めに予約しておくのがよいでしょう。
高鐵 (新幹線)
高鐵は台北の東にある南港駅から台北、台中、台南を経由して高雄の北、左営までを結ぶ新幹線です。
台北~台中が約 30分、台北~台南が約 2時間、台北~左営間が約 2時間半と、台北からでも十分日帰り旅行が可能な時間で結んでいます。
なお、台北以外の各都市の駅は中心部から少し離れた位置にあるため、そこから台鉄や MRT に乗り換えて中心部まで移動する必要があります。(大体+30分くらい)
座席は 自由席と指定席、そして日本のグリーン車に相当する商務席の 3種類があり、いずれも事前に駅の窓口や券売機でチケットを購入して乗車します。
商務車は料金が高めに設定されていますが、日本のグリーン車にはないドリンクとお菓子のサービスも受けられます。
公式サイトでは座席の事前予約をおこなっているほか、3日間乗り放題の周遊きっぷや、5日前までに予約すると最大 35%引きになるアーリーバードきっぷ といったお得なチケットも販売しています。
(台湾高鐵・日本語公式サイト)[https://www.thsrc.com.tw/jp/Home/Index]
自強号と同じく休日の指定席は埋まってしまうことがあるので、事前の予約をオススメします。
バス
都市部はバスが頻繁に走っていて、MRTが通らないルートもあるので、乗りこなすと移動がとても便利です。
バス停。複数の路線が走っているので、系統番号で判別しましょう。
ルートは Google Map の経路検索が便利。系統番号が表示されるので、それと同じバスに乗りましょう。ちなみに道路が右側通行なので、方向には注意。
バス停で系統を確認。複数の系統が走っているバス停だと系統ごとに分かれていたりもしますが、テキトウに止まるのであんまり意味がなかったりします。
電光表示板で待ち時間が表示される場合もあって便利です。
乗りたい系統のバスが近づいたら手を挙げて乗ることをアピール。たまに通りすぎたと思ったらちょっと離れた場所に止まることもあるので、近づいてドアが開いたら乗り込みましょう。(気づかれずに通りすぎたら怒ってあきらめましょう。)
出入口は日本の路線バスと同様に前と真ん中の 2か所にあり、地域によってルールが異なりますが、台北、高雄は前後どちらから乗っても構いません。(台南エリアは後ろ乗り前降りで決まっています。)
あとは日本のバスと同様、降りるバス停の手前で降車ボタンを押せば止まってくれます。
ちなみに、バスも MRT 同様に車内での飲食は禁止ですので注意しましょう。(こっそり飲み食いしてる人も見かけますが...)
運賃の支払い
運賃の支払いが先払いと後払いの場合があり、先払いは乗った時、後払いは降りる前に支払います。
先払いと後払いの見分け方は、出入口の反対側上部、乗った時に見上げると「上(下)車収費」という表記があるので、上車なら乗車時、下車なら降車時に支払うという意味になります。
ただ、2回タッチしても 2重で取られることはない(既に支払い済みと表示される)ので、 * 不安であれば乗り降りの時に両方タッチすると確実 * です。
なお台中・台南エリアでは乗り降り両方のタイミングでタッチが必要でした。
台南のバスの ICカードリーダー。上下車請刷卡(乗下車時にカードをタッチしてください)と書かれています
タクシー
タクシーは漢字で「計程車」と表記します。黄色の車体で、屋根に飾りが付いていれば基本的にはタクシーとみていいでしょう。
黄色ければ大体タクシー
タクシー乗り場で乗れば確実ですが、流しのタクシーも日本と同様に手を挙げれば止まってくれます。
ドアは自動ではありませんので、自分で開け閉めします。またシートベルトの着用も法律で義務付けられているので、必ず締めるようにしましょう。
言葉は台湾語しか通じない事も多いので、行先を伝える際にはスマートフォンで地図を見せたり、通訳アプリを使うなどの工夫が必要です。
支払いは現金が確実です。クレジットカードや悠遊カードに対応している車両もありますが、対応していても機械の不調で使えない場合もあります。
ぼったくりされるようなケースはほとんどありませんが、行先を間違えられたり、乗車を拒否されるようなトラブルはたまに起こります。(どちらも体験しました。)
台北や高雄であれば Uber も普及していますので、トラブルや行先のやり取りを避けたい場合は積極的に利用してみるとよいでしょう。
その他
ライトレール (LRT)
ライトレール(LRT)は次世代型の路面電車で、現在は台北北部にある淡水と、高雄市内で運行されており、台北市内でも建設が計画されています。
利用方法は鉄道よりもバスに近く、停留所でチケットを購入するか、停留所や車両の中にある ICカードリーダーで運賃を支払います。料金は一律で、ICカードで支払うと若干割引されます。
基本的に停留所に改札口のようなものはなく、車内での乗務員による改札も行われませんが、抜き打ちのチェックで不正乗車が発覚した場合には罰金が科せられます。
高雄MRT
レンタルサイクル
都市部はレンタルサイクルも数多く見られます。事前の予約は不要で 1時間単位で借りられ、料金もクレジットカードや悠遊カードで支払えるので、気軽に利用することができます。
活動編
コミュニケーション
台湾の公用語は中国語(北京語)ですが、英語を第二の公用語とする動きもあり、英語も通じることが多いです。また、簡単な日本語が通じることがあります。
中国語>>英語>>>>>日本語 くらいの感覚
レストランや屋台のメニューに日本語が書いてあることも多いです。
こちらから Hello と挨拶したり、中国語で話しかけられたら I'm sorry? とか Excuse me? と聞き返せば、大体外国人と認識されて、英語で話してくれますし、日本人だとわかれば日本語で話してくれることもあります。
逆にそれでも通じなければ英語も日本語もダメなので、筆記やボディーランゲージ、Google 翻訳などを駆使して頑張りましょう。
街でよく見る漢字
臺湾=台湾
請~=お願い/Please ~
小心=注意 / Attention
是=はい / YES
否=いいえ / NO
洗手間、厠所、馬桶=トイレ
餐廳=レストラン
小吃=食堂 (小さめのお店)
大飯店=ホテル
公司=会社
養生館=マッサージ店
熱炒=居酒屋
KTV=カラオケ
醫院=病院
旗艦店=本店
~中心=~センター
機場=飛行場
捷運=地下鉄(MRT)
高鐵=新幹線
臺鐵/火車=鉄道(在来線)
軽軌=路面電車(LRT)
公車=バス
汽車=自動車
站=駅、バス停
車站=電車の駅
月台=駅のプラットホーム
計程車=タクシー
車票=切符
售票處=切符売り場
售票機=券売機
剪票口=改札
博愛座=優先席(日本では優先だが、台湾では専用の意味が強い)
服務台=案内所・受付
車廂=号車
座位=座席
歓迎光臨=いらっしゃいませ、ようこそ
免費=無料
紀念品=土産
卡=カード
信用卡=クレジットカード
洗髮精=シャンプー
沐浴乳=ボディソープ
外帯=持ち帰り
内用=店内
桌號=席番号 (注文票に番号を書く)
日式=日本風
中式=中華風
自助=セルフサービス
便當=弁当
素食=野菜のみを使った料理 (精進料理に近い)
小吃=夜市や食堂で食べられる軽食。(麺やご飯もの、饅頭類、スイーツなども含む)
原味=プレーン
古早味=伝統の味 / なつかしの味
蛋=卵
蛋花=かき玉
猪=豚肉 (イノシシは山猪)
雞=鶏肉
排骨=骨付き肉
小巻・魷魚・花枝=イカ(厳密には種類が違う)
章魚=タコ
蝦仁=エビ
蚵仔=牡蠣
螺肉=エスカルゴ
肝=レバー
舌=タン
心=ハツ
起司=チーズ
火腿=ハム
培根=ベーコン
鳥魚子=カラスミ
魚肚=魚の切り身、または白身魚の浮き袋を干して戻したもの
獅子頭=豚肉のつみれ
葱=ネギ
蘿蔔=大根
黃瓜=キュウリ
番茄=トマト
高麗菜=キャベツ
馬鈴薯=ジャガイモ
韮菜=ニラ
南瓜=カボチャ
苦瓜=にがうり、ゴーヤ
地瓜葉=サツマイモの葉
香菇=キノコ
杏仁=アーモンド
核桃=クルミ
松子=松の実
玉米=とうもろこし
鳳梨=パイナップル
芒果=マンゴー
西瓜=スイカ
哈密瓜=メロン
木瓜=パパイヤ
香蕉=バナナ
草莓=イチゴ
柳丁=みかん、オレンジ
檸檬=レモン
蘋果=リンゴ
芭楽=グアバ
荔枝=ライチ
油麺=中華麺
米粉=ビーフン
冬粉=春雨
烏龍=うどん
滷・魯=甘辛い醤油で煮た料理
炒=炒め物
烤=焼き物
炸=揚げ物
焢=煮込み
糕=固めたもの (蘿蔔糕=大根餅、血糕=血を固めたもの)
乾=汁なし
絲=細切り
丸=肉や魚をつみれ状にして丸めたもの
飯=ごはん・丼 (例えば、滷肉飯=ルーローハン は甘辛く煮込んだ肉をかけたご飯)
湯=スープ (例えば 猪肝湯は豚レバーのスープ)
焿・羹=あん(とろみのついたスープ)
酥=唐揚げ / クッキー (排骨酥=骨付き肉の唐揚げ / 鳳梨酥=パイナップルケーキ)
什錦・綜合=全部入り、五目
蓋飯=丼もの
白飯=ご飯(白米)
米糕=もち米
麵包=パン
湯包=小籠包
肉包=肉まん
菜包=野菜まん
水餃=水餃子(汁なし)
湯餃=水餃子(スープに入ったもの)
煎餃=焼き餃子
蘿蔔糕=大根餅
牛排=ステーキ
三明治=サンドイッチ
吐司=トースト
咖喱=カレー
下水湯=モツ入りスープ
米腸=もち米をソーセージ状にして蒸した料理
肉粽=ちまき
漢堡=ハンバーグ・ハンバーガー
米粽=ちまきに近いが、お米に味はつけずに具を巻いたものが多い
油条=揚げパン
関東煮=おでん
香腸=ソーセージ
肉鬆=甘辛い豚肉を乾燥させて繊維状にしたもの
血糕=血をゼリー状に固めたもの
麺粉=小麦粉
剉冰=かき氷
雪花冰=ふわふわのかき氷
豆花=豆乳を豆腐より柔らかく固めたもの。スイーツとして扱われることが多い
珍珠=タピオカ
珍珠奶茶=タピオカミルクティー
凍=ゼリー
愛玉・愛玉子=愛玉子という植物を使ったゼリー
仙草=仙草という薬草をゼリー状に固めたもの
鳳梨酥=パイナップルケーキ
牛軋糖=ヌガー
熱=ホット
冰=アイス、氷
加糖=スイート
無加糖=ノンスイート
咖啡=コーヒー
普洱茶=プーアル茶
茉莉花茶=ジャスミン茶
豆漿=豆乳
氣泡水=炭酸水
牛奶=牛乳
奶茶=ミルクティー
可可亞=ココア
啤酒=ビール
葡萄酒=ワイン
威士忌=ウィスキー
食事
夜市
台湾の代表的な観光スポットでもある夜市。様々な種類の屋台が立ち並び、観光客のみならず、地元の人々も多く訪れ、夜遅くまでにぎわっています。
場所や地域の特色があり、出ている屋台の種類も異なっているので、異なる夜市を辿ってみるのも面白いです。夜遅くまでやっているのも便利。
台北の主要な夜市
行ったことある
- 士林夜市:台北で最大、かつ一番有名の夜市。地元の人よりも観光客向け。
- 寧夏夜市:台北駅から近く訪れやすい。遊戯の屋台も多い。
- 饒河街夜市:1本の通りに屋台が立ち並んでいて辿りやすい。個人的には一番オススメ。
- 南機場夜市:中心部から少し外れた住宅街にあり、地元感が強い夜市。少し慣れてきてから行くとディープな雰囲気を味わえる。
- 通化夜市:商店街の中で開かれる夜市。小規模ながらも雑多な雰囲気で活気がある。
行ったことない
- 師大夜市:学生街にある夜市で、現地の若者が多く訪れるオシャレな雰囲気の夜市とのこと。
- 龍山寺夜市:少し怪しい雰囲気とのこと。
- 公館夜市:こちらも周囲に大学がある夜市。こちらは安くて美味しいお店が揃っているとのこと。
- 景美夜市:地元の人が多く集まる、ローカル感溢れる夜市とのこと。
最初に訪れる夜市としては 寧夏夜市 か 饒河街夜市 をオススメ。慣れてきたら 通化夜市、さらにディープな 南機場夜市も面白い。
士林夜市は完全に観光地なので雰囲気を感じるにはいいものの、食事や買い物も楽しむのであれば他の所がオススメ。
台南の夜市
台南の夜市は他の地域と比べて規模が大きく、曜日によって開催地が入れ替わるのが特徴です。
中心地から少し離れた場所にあるので、基本的にはタクシーで向かうことになります。
- 花園夜市
- 大東夜市
- 武聖夜市
- 小北成功夜市
高雄の夜市
規模の大きい夜市は MRT や LRT の駅から近いので便利です。
- 六合夜市:高雄中心部に近い美麗島駅のすぐそばで、アクセスしやすい夜市。広々としていて屋台を巡りやすいです。
- 凱旋夜市:おそらく高雄最大の夜市。こちらも LRT の凱旋瑞田駅からすぐなのでアクセスしやすいです。
- 瑞豐夜市:駅からは少し離れていますが、活気に溢れた夜市。狭いスペースに様々な屋台が出ていて、密度が濃い夜市。
レストラン
人気店は予約をしておくとよいでしょう。
小籠包で有名な鼎泰豊では、店頭で整理券が発券され、番号が呼ばれたタイミングで
一人火鍋のような、個人でも入れるお店もいくつかあります。
食堂
街の通り沿いにある主に個人経営の食堂は お店によって名物料理も様々で、地元の人でにぎわっています。
空いている席にテキトウに座ります
注文用紙がある場合は席番号と注文したい料理の数を記入して店員に渡します。ない場合はメモ帳などに漢字で書いて見せれば基本的には通じます。
注文用紙
なければこんなメモ書きでも OK
米糕というもち米の上に色んな具材を乗せたものと、四神湯というモツや生薬などを煮込んだスープ
支払いは先払い、後払いバラバラです。お店の壁や注文票に書かれている場合もありますが、無い場合は周りのお客さんの動きを見て察することになります。(「請先付款」と書かれていたら先払い)
感覚的には朝食どきなどで持ち帰りが多いお店は先払いのケースが多いです。
飲み物は自助(セルフサービス)の場合が多く、冷蔵庫から勝手に取り出し、会計時に一緒に清算します。また作り置きの小皿料理 (小菜) が用意されているお店も多く、こちらも飲み物と同じ自助形式になります。
飲料請自助(飲み物はセルフサービス)の張り紙
買い物
通貨
台湾の通貨はニュー台湾ドル(NTD)。レートは大体 1円=3.6円前後 (2019年 7月現在)。なので、買い物で値段を見た時は大体 3.6倍くらいでザックリ計算します。
単位は NTD・NT$・$、元、円(圓) などが使われますが、基本的にはすべて同じ通貨です。(円や $ となっていても、原則日本円や米ドルなどは使えないので注意)
- 紙幣は 1000, 500, 100
- 貨幣は 50, 10, 5, 1
があります。
自動販売機やコインロッカーなどで使うことがあるので 10元コインは複数持っておくと便利です。
A折 と B買C送
時々値札などに「A折」とか「B買C送」と書いてあるのを見かけます。
折 は日本の「割」と同じ意味。8折だと定価の 8割(=2割引き)。
B買C送 は「B個買うと C個オマケ」(英語圏だと Buy B, Get C free) の意味。
「三買一送」と書いてあれば 3個買うと、もう 1個タダでもらえるという意味になりますので、おまけ分も含めて買いたい時は 4個レジに持っていきましょう。
クレジットカードでの支払い
ホテルや大きめのお店、レストランでは支払いにクレジットカードも利用できます。
現金を持ち歩かなくても済み、クレジットカードの種類によっては割引サービスなどが受けられることもあります。例えば、台南の林百貨店では VISA での支払いでパスポートを提示すれば 5% の割引となりました。
万が一の不正利用や紛失といったトラブルの際にも、カード会社の補償が受けられるので積極的に使っていくのがよいでしょう。
利用方法は日本と変わりません。クレジットでの支払うことを伝え(カードを見せれば大体伝わります)、サインを求められたら金額を確認の上で、カードの裏面と同じサインをすれば完了です。(サインレスや電子サインの場合もあります。)
ちなみに支払いの際に、日本円で支払うか、台湾ドルで支払うかを聞かれることがありますが、その際は台湾ドルでの支払いを選びましょう。
日本円での支払いを選んだ場合、レートは店側の決めたものになるため、手数料などの名目で割高になる事がしばしばあります。
一方台湾ドルで支払うと、為替レートはクレジットカード会社が決めたレート (基本的には決済時の為替レートに近い) になるため、ほとんどの場合において有利なレートになります。
余ったコインは悠遊カードにチャージ
MRTの改札に、コインをまとめて悠遊カードにチャージできるタイプのチャージ機が備わっていることがあります。(西門駅で発見)
余ったコインはこれでまとめて悠遊カードにチャージしてしまえば、かさばらなくて買い物にも使えて便利です。
コンビニ
台北市内はあちこちにコンビニがあり、基本的に 24時間営業なので、日本と同じような感覚で買い物ができます。しかもファミリーマートやセブンイレブンなど、日本でもなじみの店舗ばかり。
大きな違いは袋が有料(2元くらい)、かつ何も言わないとくれないこと。I want a bag. (袋が欲しいです) と言わないとくれないので注意。
店員さんが聞いてくる場合もあるけど台湾語だと気づかないかも。(聞き返すと bag? とか英語で言ってくれる場合もある。)
台湾では 2020年までを目標にコンビニや飲食店でのプラスチック製品の全廃を予定しているので、今後は有料でも袋がもらえなくなるかもしれません。
ドラッグストア
こちらも日本の一般的なドラッグストアとほぼ同じ感覚で、規模が大きめの所ではちょっとした日用品なども置いています。
- COSMED 康是美
- watsons
- Tomod's
- POYA
スーパー
地元の人の生活を知る意味でスーパーマーケットを覗いてみるのも面白いです。ちょっとしたお土産を買うにも便利。
- 頂好 Wellcome
- 全聯福利中心
- 家樂福 (カルフール)
- JASONS
Wellcome、全聯福利中心はいわゆる一般的なスーパーで、規模や品ぞろえ、価格も庶民的。
全聯福利中心
カルフールはフランスに本社があるスーパーで、規模が大きく 24時間営業をしている店舗もあります。品ぞろえも豊富。
家樂福(カルフール)
JASONS はやや高級指向のお店。価格はやや高めですが、品質が良く、品揃えもユニークです。
荷物
台北駅のコインロッカーは地下 1階にありますが、休日はほぼどこも一杯になります。(機場MRT(空港線) の台北駅方面は空いているとの情報もあります。)
ホテルに預けたり、別の駅の恋ロッカーを使った方がよいです。
使い方
鍵式
日本のコインロッカーとほぼ同じく、荷物を入れて、コインの投入口に指定された額を入れ、鍵をかけます。
電子式
電子式のロッカー。中央のタッチパネルで操作します。
空いてるところを見つけて荷物を入れます。ロッカーの中央部分にある操作パネルで使用するロッカーの番号を入力し、コインを投入します。
暗証番号が印刷された紙が出てくるのでなくさないように保存しておきます。一定時間過ぎた後はロックされます。
取り出す際は、預けたロッカーの番号と暗証番号を入力、追加料金があれば追加分を投入すれば解除されます。
手荷物預かり所
台北から他の地域に出かける際に、スーツケースなどを持ち歩きたくない場合は、台北駅の M2 出口から出てすぐのタクシー乗り場付近にあるにある預り所 (行李托運中心) を利用すると便利です。
預り所の係員にいつまで預けるかを伝え、指示に従い荷物を奥の棚に置きます。荷物 1個当たり、1日につき 50NTDほどとリーズナブル。
引換券が渡されるので、受け取る際にはこのチケットを見せて荷物を受け取り、代金を支払います。
引換券。失くさないようにしましょう
なお営業時間は 8:00~19:30 で、営業時間外は受け取れないので注意です。
トイレ
トイレは基本的には水洗で、ウォシュレットも普及してきています。
トイレットペーパーも日本と同様に水に流せるようになってきていますが、古い建物や地方にはゴミ箱に捨てるスタイルも残っています。
流すボタン
タンクの上についているタイプをよく見かけます。
半月上のやつ、小さい方を押せば小・大きい方を押せば大