台湾旅行メモ

活動編

コミュニケーション

台湾の公用語は中国語(北京語)ですが、英語を第二の公用語とする動きもあり、英語も通じることが多いです。また、簡単な日本語が通じることがあります。

中国語>>英語>>>>>日本語 くらいの感覚

レストランや屋台のメニューに日本語が書いてあることも多いです。

こちらから Hello と挨拶したり、中国語で話しかけられたら I'm sorry? とか Excuse me? と聞き返せば、大体外国人と認識されて、英語で話してくれますし、日本人だとわかれば日本語で話してくれることもあります。

逆にそれでも通じなければ英語も日本語もダメなので、筆記やボディーランゲージ、Google 翻訳などを駆使して頑張りましょう。

街でよく見る漢字

主に日本と表現や意味が異なるものを載せています。(個人的な興味のせいで食べ物関連に偏ってます)

臺湾=台湾

請~=お願い/Please ~
小心=注意 / Attention
是=はい / YES
否=いいえ / NO

洗手間、厠所、馬桶=トイレ
餐廳=レストラン
小吃=食堂 (小さめのお店)
大飯店=ホテル
公司=会社
養生館=マッサージ店
熱炒=居酒屋
KTV=カラオケ
醫院=病院
旗艦店=本店
~中心=~センター
日式=日本の、日本風
中式=中華(大陸)風

機場=飛行場
捷運=地下鉄(MRT)
高鐵=新幹線
臺鐵/火車=鉄道(在来線)
軽軌=路面電車(LRT)
公車=バス
汽車=自動車
站=駅、バス停
車站=電車の駅
月台=駅のプラットホーム
計程車=タクシー
車票=切符
售票處=切符売り場
售票機=券売機
剪票口=改札
博愛座=優先席(日本では優先だが、台湾では専用の意味が強い)
服務台=案内所・受付
車廂=号車
座位=座席

歓迎光臨=いらっしゃいませ、ようこそ
免費=無料
紀念品=土産

卡=カード
信用卡=クレジットカード
洗髮精=シャンプー
沐浴乳=ボディソープ

外帯=持ち帰り
内用=店内
桌號=席番号 (注文票に番号を書く)
自助=セルフサービス
便當=弁当
素食=野菜のみを使った料理 (精進料理に近い)
小吃=夜市や食堂で食べられる軽食。(麺やご飯もの、饅頭類、スイーツなども含む)

原味=プレーン
古早味=伝統の味 / なつかしの味

蛋=卵
蛋花=かき玉
猪=豚肉 (イノシシは山猪)
雞=鶏肉
排骨=骨付き肉
小巻・魷魚・花枝=イカ(厳密には種類が違う)
章魚=タコ
蝦仁=エビ
蚵仔=牡蠣
螺肉=エスカルゴ

肝=レバー
舌=タン
心=ハツ

葱=ネギ
蘿蔔=大根
黃瓜=キュウリ
番茄=トマト
高麗菜=キャベツ
馬鈴薯=ジャガイモ
韮菜=ニラ
南瓜=カボチャ
苦瓜=にがうり、ゴーヤ
地瓜葉=サツマイモの葉
香菇=キノコ
杏仁=アーモンド
核桃=クルミ
松子=松の実
玉米=とうもろこし

鳳梨=パイナップル
芒果=マンゴー
西瓜=スイカ
哈密瓜=メロン
木瓜=パパイヤ
香蕉=バナナ
草莓=イチゴ
柳丁=みかん、オレンジ
檸檬=レモン
蘋果=リンゴ

芭楽=グアバ
荔枝=ライチ

白飯=ご飯(白米)
米糕=もち米
麵包=パン
油麺=中華麺
米粉=ビーフン
冬粉=春雨
烏龍=うどん

滷・魯=甘辛い醤油で煮た料理
炒=炒め物
烤=焼き物
炸=揚げ物
焢=煮込み
糕=固めたもの (蘿蔔糕=大根餅、血糕=血を固めたもの)
乾=汁なし
絲=細切り
丸=肉や魚をつみれ状にして丸めたもの
飯=ごはん・丼 (例えば、滷肉飯=ルーローハン は甘辛く煮込んだ肉をかけたご飯)
湯=スープ (例えば 猪肝湯は豚レバーのスープ)
焿・羹=あん(とろみのついたスープ)
酥=唐揚げ / クッキー (排骨酥=骨付き肉の唐揚げ / 鳳梨酥=パイナップルケーキ)
什錦・綜合=全部入り、五目
蓋飯=丼もの
麺粉=小麦粉

湯包=小籠包
肉包=肉まん
菜包=野菜まん
水餃=水餃子(汁なし)
湯餃=水餃子(スープに入ったもの)
煎餃=焼き餃子
蘿蔔糕=大根餅
香腸=ソーセージ、腸詰め
米腸=もち米をソーセージ状にして蒸した料理
肉粽=ちまき
米粽=ちまきに近いが、お米に味はつけずに具を巻いたものが多い
油条=揚げパン
肉鬆=甘辛い豚肉を乾燥させて繊維状にしたもの
血糕=血をゼリー状に固めたもの
魚肚=魚の切り身、または白身魚の浮き袋を干して戻したもの
鳥魚子=カラスミ
獅子頭=豚肉のつみれ

牛排=ステーキ
三明治=サンドイッチ
吐司=トースト
咖喱=カレー
起司=チーズ
火腿=ハム
培根=ベーコン
漢堡=ハンバーグ・ハンバーガー
関東煮=おでん

剉冰=かき氷
雪花冰=ふわふわのかき氷
豆花=豆乳を豆腐より柔らかく固めたもの。スイーツとして扱われることが多い
珍珠=タピオカ
珍珠奶茶=タピオカミルクティー
凍=ゼリー
愛玉・愛玉子=愛玉子という植物を使ったゼリー
仙草=仙草という薬草をゼリー状に固めたもの
鳳梨酥=パイナップルケーキ
牛軋糖=ヌガー

熱=ホット
冰=アイス、氷
加糖=スイート
無加糖=ノンスイート
咖啡=コーヒー
普洱茶=プーアル茶
茉莉花茶=ジャスミン茶
豆漿=豆乳
氣泡水=炭酸水
牛奶=牛乳
奶茶=ミルクティー
可可亞=ココア

啤酒=ビール
葡萄酒=ワイン
威士忌=ウィスキー

食事

夜市

台湾の代表的な観光スポットでもある夜市。様々な種類の屋台が立ち並び、観光客のみならず、地元の人々も多く訪れ、夜遅くまでにぎわっています。

場所や地域の特色があり、出ている屋台の種類も異なっているので、異なる夜市を辿ってみるのも面白いです。夜遅くまでやっているのも便利。

夜市

台北の主要な夜市

行ったことある
  • 士林夜市:台北で最大、かつ一番有名の夜市。地元の人よりも観光客向け。
  • 寧夏夜市:台北駅から近く訪れやすい。遊戯の屋台も多い。
  • 饒河街夜市:1本の通りに屋台が立ち並んでいて辿りやすい。個人的には一番オススメ。
  • 南機場夜市:中心部から少し外れた住宅街にあり、地元感が強い夜市。少し慣れてきてから行くとディープな雰囲気を味わえる。
  • 通化夜市:商店街の中で開かれる夜市。小規模ながらも雑多な雰囲気で活気がある。
行ったことない
  • 師大夜市:学生街にある夜市で、現地の若者が多く訪れるオシャレな雰囲気の夜市とのこと。
  • 龍山寺夜市:少し怪しい雰囲気とのこと。
  • 公館夜市:こちらも周囲に大学がある夜市。こちらは安くて美味しいお店が揃っているとのこと。
  • 景美夜市:地元の人が多く集まる、ローカル感溢れる夜市とのこと。

最初に訪れる夜市としては 寧夏夜市 か 饒河街夜市 をオススメ。慣れてきたら 通化夜市、さらにディープな 南機場夜市も面白い。

士林夜市は完全に観光地なので雰囲気を感じるにはいいものの、食事や買い物も楽しむのであれば他の所がオススメ。

台南の夜市

台南の夜市は他の地域と比べて規模が大きく、曜日によって開催地が入れ替わるのが特徴です。

中心地から少し離れた場所にあるので、基本的にはタクシーで向かうことになります。

  • 花園夜市
  • 大東夜市
  • 武聖夜市
  • 小北成功夜市

高雄の夜市

規模の大きい夜市は MRT や LRT の駅から近いので便利です。

  • 六合夜市:高雄中心部に近い美麗島駅のすぐそばで、アクセスしやすい夜市。広々としていて屋台を巡りやすいです。
  • 凱旋夜市:おそらく高雄最大の夜市。こちらも LRT の凱旋瑞田駅からすぐなのでアクセスしやすいです。
  • 瑞豐夜市:駅からは少し離れていますが、活気に溢れた夜市。狭いスペースに様々な屋台が出ていて、密度が濃い夜市。

レストラン

人気店は予約をしておくとよいでしょう。

小籠包で有名な鼎泰豊では、店頭で人数を指定して整理券を受けとり、番号が呼ばれたら通してもらえるようなシステムを採用している所もあります。

一人火鍋のような、個人でも入れるお店もいくつかあります。

食堂

街の通り沿いにある主に個人経営の食堂は お店によって名物料理も様々で、地元の人でにぎわっています。

高雄の食堂

店内

空いている席にテキトウに座ります

注文用紙がある場合は席番号と注文したい料理の数を記入して店員に渡します。ない場合はメモ帳などに漢字で書いて見せれば基本的には通じます。

注文用紙

注文用紙



なければこんなメモ書きでも OK



米糕というもち米の上に色んな具材を乗せたものと、四神湯というモツや生薬などを煮込んだスープ

支払いは先払い、後払いバラバラです。お店の壁や注文票に書かれている場合もありますが、無い場合は周りのお客さんの動きを見て察することになります。(「請先付款」と書かれていたら先払い)

感覚的には朝食どきなどで持ち帰りが多いお店は先払いのケースが多いです。

飲み物は自助(セルフサービス)の場合が多く、冷蔵庫から勝手に取り出し、会計時に一緒に清算します。また作り置きの小皿料理 (小菜) が用意されているお店も多く、こちらも飲み物と同じ自助形式になります。

飲料請自助

飲料請自助(飲み物はセルフサービス)の張り紙

買い物

通貨

台湾の通貨はニュー台湾ドル(NTD)。レートは大体 1NTD=3.6円前後 (2019年 7月現在)。なので、買い物で値段を見た時は大体 3.6倍くらいでザックリ計算します。

単位の表記には NTD の他に NT$・$、元、円(圓) などが使われますが、基本的にはすべて同じ通貨です。(円や $ となっていても、原則日本円や米ドルなどは使えないので注意)

  • 紙幣は 1000, 500, 100
  • 貨幣は 50, 10, 5, 1

があります。

貨幣と紙幣

紙幣と貨幣。100ドル札と10ドル硬貨の使い勝手が良いです。

自動販売機やコインロッカーなどで使うことがあるので 10元コインは複数持っておくと便利です。

A折 と B買C送

時々値札などに「A折」とか「B買C送」と書いてあるのを見かけます。

A折 は日本の「A割」と同じ意味。8折だと定価の 8割(=2割引き)。

B買C送 は「B個買うと C個オマケ」(英語圏だと Buy B, Get C free) の意味。
「三買一送」と書いてあれば 3個買うと、もう 1個タダでもらえるという意味になりますので、おまけ分も含めて買いたい時は 4個レジに持っていきましょう。

クレジットカードでの支払い

ホテルや大きめのお店、レストランでは支払いにクレジットカードも利用できます。

現金を持ち歩かなくても済み、クレジットカードの種類によっては割引サービスなどが受けられることもあります。例えば、台南の林百貨店では VISA での支払いでパスポートを提示すれば 5% の割引となりました。
万が一の不正利用や紛失といったトラブルの際にも、カード会社の補償が受けられるので積極的に使っていくのがよいでしょう。

利用方法は日本と変わりません。クレジットでの支払うことを伝え(カードを見せれば大体伝わります)、サインを求められたら金額を確認の上で、カードの裏面と同じサインをすれば完了です。(サインレスや電子サインの場合もあります。)

ちなみに支払いの際に、日本円で支払うか、台湾ドルで支払うかを聞かれることがありますが、その際は台湾ドルでの支払いを選びましょう。

日本円での支払いを選んだ場合、レートは店側の決めたものになるため、手数料などの名目で割高になる事がしばしばあります。
一方台湾ドルで支払うと、為替レートはクレジットカード会社が決めたレート (基本的には決済時の為替レートに近い) になるため、ほとんどの場合において有利なレートになります。

余ったコインは悠遊カードにチャージ

MRTの改札に、コインをまとめて悠遊カードにチャージできるタイプのチャージ機が備わっていることがあります。(西門駅で発見)
余ったコインはこれでまとめて悠遊カードにチャージしてしまえば、かさばらなくて買い物にも使えて便利です。

コンビニ

台北市内はあちこちにコンビニがあり、基本的に 24時間営業なので、日本と同じような感覚で買い物ができます。しかもファミリーマートやセブンイレブンなど、日本でもなじみの店舗ばかり。

大きな違いは袋が有料(2元くらい)、かつ何も言わないとくれないこと。I want a bag. (袋が欲しいです) と言わないとくれないので注意。
店員さんが聞いてくる場合もあるけど台湾語だと気づかないかも。(聞き返すと bag? とか英語で言ってくれる場合もある。)

台湾では 2020年までを目標にコンビニや飲食店でのプラスチック製品の全廃を予定しているので、今後は有料でも袋がもらえなくなるかもしれません。

大きめのバッグや、折り畳み式のエコバッグなどを持参するのがよいでしょう。

ドラッグストア

こちらも日本の一般的なドラッグストアとほぼ同じ感覚で、規模が大きめの所ではちょっとした日用品なども置いています。

  • COSMED 康是美
  • watsons
  • Tomod's
  • POYA

スーパー

地元の人の生活を知る意味でスーパーマーケットを覗いてみるのも面白いです。ちょっとしたお土産を買うにも便利。

  • 頂好 Wellcome
  • 全聯福利中心
  • 家樂福 (カルフール)
  • JASONS

Wellcome、全聯福利中心はいわゆる一般的なスーパーで、規模や品ぞろえ、価格も庶民的。

全聯福利中心

全聯福利中心

カルフールはフランスに本社があるスーパーで、規模が大きく 24時間営業をしている店舗もあります。品ぞろえも豊富。

家樂福

家樂福(カルフール)

JASONS はやや高級指向のお店。価格はやや高めですが、品質が良く、品揃えもユニークです。

荷物

台北駅のコインロッカーは地下 1階にありますが、休日はほぼどこも一杯になります。(機場MRT(空港線) の台北駅方面は空いているとの情報もあります。)

ホテルに預けたり、別の駅のコインロッカーを使った方がよいです。

使い方

鍵式

日本のコインロッカーとほぼ同じく、荷物を入れて、コインの投入口に指定された額を入れ、鍵をかけます。

電子式

電子式ロッカー

電子式のロッカー。中央のタッチパネルで操作します。

空いてるところを見つけて荷物を入れます。ロッカーの中央部分にある操作パネルで使用するロッカーの番号を入力し、コインを投入します。

暗証番号が印刷された紙が出てくるのでなくさないように保存しておきます。一定時間過ぎた後はロックされます。

取り出す際は、預けたロッカーの番号と暗証番号を入力、追加料金があれば追加分を投入すれば解除されます。

手荷物預かり所

台北から他の地域に出かける際に、スーツケースなどを持ち歩きたくない場合は、台北駅の M2 出口から出てすぐのタクシー乗り場付近にあるにある預り所 (行李托運中心) を利用すると便利です。

行李托運中心

預り所の係員にいつまで預けるかを伝え、指示に従い荷物を奥の棚に置きます。荷物 1個当たり、1日につき 50NTDほどとリーズナブル。

引換券が渡されるので、受け取る際にはこのチケットを見せて荷物を受け取り、代金を支払います。

引換券

引換券。失くさないようにしましょう

なお営業時間は 8:00~19:30 で、営業時間外は受け取れないので注意です。

トイレ

トイレは基本的には水洗で、ウォシュレットも普及してきています。

トイレットペーパーも日本と同様に水に流せるようになってきていますが、古い建物や地方にはゴミ箱に捨てるスタイルも残っています。

流すボタン

タンクの上についているタイプをよく見かけます。
半月上のやつ、小さい方を押せば小・大きい方を押せば大